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2020-12-28

剪定

<高木剪定>

高木剪定

高木剪定

最近、個人のお客様でこのような大きな木を維持していらっしゃる方は少なくなってきていると思います。

台風の威力も年々増していて、倒木の心配を毎回しないといけないので、切ってほしいとのご依頼が多々あります。切る事は簡単なのですが、維持する事はもっと難しいです。

針葉樹の場合、木のてっぺん(頭)を飛ばす(無くす)と根っこに直接影響し、なおさら倒れやすくなってしまう傾向があるので、簡単に頭を飛ばしましょうというご提案もできないのが現状です。

【ベストな維持方法とは?】

それは適切な剪定方法です。私の剪定は基本的に枝を入れかえる剪定方法です。懐にある小さな枝を残し、その小さな枝が育つように大きい枝を抜く(取る)剪定方法を選んでいます。木は樹幹から出ている枝を切ることではなく、小さな枝に光を当てて育てるために大きな枝を取ることで、スペースを作り、そのスペースに小枝が向かうように仕向けることが重要です。

また、よくお客様にもっと切ってくれと言われてしまう事があります。新規のお客様ではよく前回の人がバツバツと切っていたのでその手入れ方法が正しいと思い込んで切ってくれ切ってくれと言われてしまうことがあるのですが、木の枝は木の根っこの量と比例しているので、地上の枝をバツバツと切ってもまた同じ高さになろうと木は頑張って吹こうとします。樹幹が乱れ、木も同じ大きさに戻るのでいくら切っても結局は一緒なのです。

そこで、現状維持をするために枝を入れかえる剪定方法を私はお客様に推奨し3年ほどお手入れをさせて頂いた方の木は落ち着き、極端に伸びることもなく、弱ることもない健康な状態を保っています。

木の大きさに関わらず、木を美しく元気に維持するには確かな剪定方法を習得した人にご依頼されることをお勧めいたします。

【剪定方法の見極めポイント】

・枝を木の付け根からきちんと切っているか?

・枝がコブだらけになっていないか?

・毎年枝がビュンビュンと吹いていないか?

・懐の枝は残っているか?

・枝の筋が通っているか?

などの点に注意して見てみてください。
また剪定方法に関して何でも、お気軽にお問合せください。

※剪定方法が詳しく載っている参考書↓

「雑木の庭づくりQ&A」(平井孝幸 著)

「これからの雑木の庭」(高田宏臣 著)

<生垣根透かし剪定>

生垣

生垣透かし剪定

【生垣にもその時で流行りがあります!】

<昔の生垣>
1.ツゲ 2.カイズカイブキ 3.イヌマキ 4.チャボヒバ などが昔は多く生垣として使われていたイメージがあります。

<次世代>
1.レッドロビン 2.ツバキ・サザンカ類 3.サンゴジュ 4.マサキなどが使われ始め、いまでもレッドロビンはいたるところに生垣として植栽されています。

<最近の傾向>
1.トキワマンサク 2.トウネズミモチ 3.コニファー類 4.キンモクセイなどが多い気がします。

<茶庭などの生垣>
1.シラカシ 2.マテバシイ 3.ハマヒサカキ 4.モッコク 5.ウバメガシ などが多いです。

その時その場所で生垣も変化を遂げてきました。生垣は目隠しの要素とここからは自分の敷地という境界としての役割も果たす遮蔽物なのですが、種類によっては手のかかる木もあります。

毎年2回刈り込まなくてはいけないような木(ツゲやレッドロビン)などは最近はあまりお客様にはお勧めしないようにしています。生垣として使うのにお勧めの木は成長が穏やかで剪定で維持ができるような木(キンモクセイ)などを私は最近お勧めしております。

毎年のメンテナンスの事を考えると、目隠しとして生垣をするのでしたら、木柵や竹垣のような遮蔽物の後ろに部分的に植栽し、見てほしくない場所の前に木を植えることをお勧めいたします。

昔のお宅は必ず生垣が何十メートルも設けられていて、その生垣をするのに1人工(3万円)ほど費やしてしまうことが多々あります。

その費用を30年間続けて頂くよりは劣化しにくい木柵などを遮蔽物として設置したほうが後々見た目もコストも良くなると思います。
今、自宅に生垣があり、次世代の方に引き継がれる方などは外周の生垣だけでもリフォームすることをお勧めいたします。

(追記)
住んでいる場所によっては生垣を設置しないといけない地区もあるので、その場合は穏やかに伸びる木を選ぶのも一つの手段だと思います。

お気軽にご相談ください。悩みごとなどはお問合せフォームよりお問い合わせいただければその日のうちにご回答させていただきます。

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