2022-08-14

木曽石の石積み施工開始#湘南茅ヶ崎

先日完成した諏訪鉄平石駐車場と同じ現場にて、本日から石積み工事（野面積み）が開始しました。お施主様には相木石と木曽石の二種類をご提案させて頂き、木曽石で積むこととなりました。

初日は石の選定、丁張り、下地造り作業を行いました。以下にてご紹介させて頂きます。

【木曽石の選定作業】

積み石（根石、角石、天場石）を石の形を観察しながら、石積み開始前に選別しておきます。

【下地造り】

栗石を敷いていきます。栗石の役割は水捌けを良くすることと、石組みや基礎をしっかり固定することです。

【丁張り作業】

丁張り作業とは石積みの長さ、高さ、傾斜角度等を設定する仮設作業をいいます。

当初のお打ち合わせでは敷地南側の擁壁の高さと石積みの高さを合わせる予定でした。

しかし、その高さに合わせようとすると、敷地全体の勾配の影響で下記写真のようにエントランス側の石積みの高さが異様に低くなってしまいます。

そこで、お施主様と再度お打ち合わせを行い、石積みの存在感が出るように、かつ建物とのバランスが調和するようにエントランス側の高さを再度設定し直しました。

石積み造作の準備が完了しました。次回から選定した木曽石を実際に積んでいきます。

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