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2022-12-19

植栽工事・一戸建てのガーデンスペース#相模原市E様邸

一戸建てのガーデンスペースの植栽工事を依頼したいとホームページからのお問い合わせをいただきました。お施主様と何度かのお打ち合わせののち、シンボルツリーとなるアオダモを2本選んで頂いたことを皮切りにお施主様と私どもとイメージを共有しつつすすめていきました。

お施主様からのご要望

「植物を育てるのに自信がないのと虫が苦手なため、景観に支障がない程度に植栽の数を少なくできたらと思うのですが、植栽はシンボルツリーのようなもの1本もしくは2〜3本で、地面は石や下草?のようなもので覆うことはできますでしょうか?」
また、次のようにも言われておりました。
「シンボルツリーは株立ちのイロハモミジ、もしくはアオダモ等すっきりしていて、虫がつきづらいものを希望しております。」
何度かのお打ち合わせの結果、まずはイメージをお作りし、数点のパースのご提示と、気に入っていただけた雰囲気のものを選んでいただいたのが次のパースです。

お選びいただいたパース

植栽工事パース

植栽工事パース

そして実際の施工写真が下記の通り。

実際の外観施工写真

畑にてなるべく良い樹形のアオダモを選びました。 生産屋さんにはたくさんの木がありますが、なかなか良い樹形を探すとなると大変です。

アオダモ1本選ぶにしても、山取り感のある木を選ぶようにしています。まっすぐに直立に伸びていて、作られた感じの樹形の木は選ばず、自然に育成された木を倉地造園設計は選び、植えるようにしています。

生産屋さんに樹種だけ言って注文せずに、自分の目で見て、感じて、触って選ぶ。この工程が常に自然と向き合っている人といない人の差だと思います。

下草の選択

シンボルツリーを選び、下草にはお子様が楽しめるようにブルーベリーなどの実物を選ばせて頂きました。

また、草対策として、神奈川県産の小松石を景石として据え付けて、裸地の部分を減らしかつ見栄えよく据え付けました。

終わりに

倉地造園設計では、お客様のご要望をお聞きし、庭を通じて自然と向き合える設計・施工を心がけています。

ちょっとしたスペースに木を植えて、心豊かな生活をプロデュースできればと思います。

倉地造園設計

代表 倉地 城光

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