版築土塀の作り方と材料の一例紹介

今回はお客様のお庭で作成した版築土塀の作り方や、材料などもご紹介したいと思います。
左官の技術でもある版築土塀ですが、昔からある技術です。
また、万里の長城でも使われている技法で庭業界でもよく使われる技術の一つです。

今回は庭に入る入口の脇に誘導するように曲線をつけて作ってみました。

湘南という土地柄もあり、アクセントとして、青色の色粉をつかい、貝殻を中に入れて作ってみました。

湘南の海を歩きビーチコーミングをしながら雨の中拾った貝殻を使いました。

作業工程として、ベースコンクリートを打設し、型枠を作成します。

曲線なので曲げベニアを使い、サポートの杭を多めに打ちました。

中は鉄筋をいれて、強度も増しています。

通りすがる人も思わず立ち止まって見てしまう仕上がりとなりました。

倉地造園設計では、自然素材を使い、土地柄にあった材料を吟味し、表現させて頂いております。

オンリーワンの庭作りを目指しております。